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高級寿司店に挑戦しよう

高級寿司店に挑戦しよう サカナのことに興味を持っていれば、行き着くところは最高に旨い魚を食べてみたいという好奇心。 どうしても高級魚を食べてみたくなるのです!!それだけなら市場で仕入れてきて自分で料理すればいいのですが、どうしても素人では料理の腕が追いつきません 。ましてや自力で寿司を握ることなんて不可能です。

高級なサカナを食べたかったら……高級店に行くしかない!しかし、一体いくらかかるのかを考えると不安になります。もちろん、本物の高級店は信じられないほど高いです 、一人数万円いって当たり前のお店もあります。流石にそこまで高い世界は現実的ではないので、一人あたり6000~10000円くらいのお店をここでは高級店と呼ぶことにします。

普通の回らない寿司屋の1.5~2倍くらいだと思っておけばいいでしょう。回らない寿司屋の記事でも書きましたが、寿司のコースが設定されているところを狙っていくと良いでしょう。 間違ってもお任せにしてはいけません。

アマダイ

アマダイは目が大きく可愛い魚で、成長過程で性転換することで知られています。最初はメスで大きくなるとオスになるといいます。 魚類にはこういった生態のものがかなりいますが、彼らには人間男性のEDのような性の悩みはないのでしょう。性別の変わらない人間は、 男性としてのアイデンティティを保つためにED治療薬のお世話になる人も多いのですが・・・EDとは?

さて、話が脱線しましたが、このアマダイは料理人の腕が試されるサカナです。普通に食べても美味しいのですが、松皮作りは絶品です。 アマダイの旨みは皮の下にある脂質に集中しています。この部分の旨みを活かすための手法なのですが、高い技量を要求されます。高級店だからこそ味わえる一品です。

アカムツ

ノドグロの通称で流通しているサカナです。多くのサカナ愛好家がNo.1に掲げることもあります。濃厚かつ繊細、脂も旨みも最上級です。キングに選ばれるのも納得のお味です。 お値段も張るので出会ったときは一噛み一噛みを大切にしましょう。

マイワシ

「何故高級店にまできてマイワシを?」と思われるかもしれません。前にも何度か取り上げましたが、イワシ類は非常に鮮度が落ちやすいサカナです。 普段食べるマイワシは鮮度が落ちた状態になってしまっているのです。

しかし、美味く漁獲して、素早く丁寧に運び、鮮度が落ちないうちに食べれば、高級魚にも決して引けを取らない極上の味がします。 鮮度が落ちたマイワシは生臭さが出ることもあるのでネギなどの薬味と食べることが多いのですが、本当に良いマイワシには薬味は不要です。

高級店では、あまり萎縮せずにリラックスして楽しめるようにしましょう。予算を伝えておけば、それ以上かからないようにしてくれるはずです。 高い頻度で行くのは難しいと思いますが、日本が生んだ魚食文化の極致でもあります。多少の無理をしてでも時折行く価値があります。