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ヒラメとカレイって何が違うの?

ヒラメとカレイ 寿司屋の前にある水槽の底に平べったいサカナがいます。カレイの煮付けは家庭料理の定番ですし、ヒラメはというとサカナの王様、マダイと並ぶほど美味しいサカナとされています。浦島太郎が受けた豪華な接待は、タイやヒラメの舞い踊りでしたね。しかし、この平べったいサカナはカレイでしょうか、ヒラメでしょうか。

ヒラメとカレイは何が違うの?

ヒラメとカレイは似ているようで似ていません。日本近海に限った話ではありますが、カレイは身体が小さくゴカイなどを食べています。そのため口は小さめで、人によっては泥臭いなどと言う人もいます。カレイは海底に生息しているエサを見つけて吸い込むように食べます

一方、ヒラメはのんびりした身かけからすると意外かもしれませんが、獰猛なハンターです。ヒラメは砂に寝そべりながら獲物がくるのを待ち続けています。水面付近を泳いでいる小魚を見つけると、急加速して水面まで泳ぎ上がり、大きな口で一飲みにしてしまいます。

ヒラメとカレイの区別の仕方は実は簡単です。左側に目がついているのがヒラメで、右側についているのがカレイです。左ヒラメに右カレイと覚えます。「いやいや、その左というのはどっちのことなんだ」と思う方もいるかもしれません。口がある方を下に向けた時に、身体の左側に目が2つあるものがヒラメで、右側に目が2つあるものがカレイです。

そして、目玉は動き出す

ヒラメとカレイの大人を区別するのは簡単ですが、子供の場合にはそうはいかないかもしれません。というのも、小さな子供のうちは普通のサカナと同じような形をして泳いでいるからです。目もちゃんと身体の両側にあります。成長していくうちに「変態」という成長プロセスを経験します。その際に片方の目玉が頭のところまで移動して、そのまま反対側に辿り着きます。

その時にどちら側の目が移動するかどうかで、カレイとヒラメが決まるわけです。人間の目が移動するなんてことはとても考えられませんから、海の生き物は凄いなと感心させられます。

ヒラメ社員を馬鹿にするな

最近ビジネス雑誌で「ヒラメ社員」という言葉を目にしました。ヒラメ社員とは、組織の上層部の顔色ばかりうかがっている人のことを皮肉った表現のようです。しかし、前述したようにヒラメは強力なフィッシュイーターです。ヒラメ社員とは、正しくはこういう意味になります。「組織の中で底辺に置かれていようとも、虎視眈々と上を狙い、チャンスがあれば一飲みにしてしまう人」のことです。恐ろしい社員ですね。