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オヒョウのえんがわはどんな味わい?

お寿司のネタとしても人気が高い“えんがわ”は、コリコリとした食感が魅力ですよね。あの、えんがわの正体は、ヒラメやカレイがひれを動かすための筋肉です。白く引き締まった身は、一定のファンから絶大な支持を得ています。実は、ヒラメやカレイの他にも、えんがわが取れる魚がいるのをご存じでしょうか。その名も「オヒョウ」。一般的に言って、ヒラメやカレイと比べてあまりよく知られていない魚です。今回は、そんなオヒョウをご紹介します。

オヒョウってどんな魚?

オヒョウは、オホーツク海・大西洋・ベーリング海・北極海にいる深海魚です。水深400~2000mあたりに生息しています。かなり巨大な魚としても知られていて、体長は1~2mほどもあります。大きいものでは、3mを超えることもあり、その際の体重はなんと200kg以上です! 寿命がかなり長く、150歳を超えた個体もあるそうですね。

オヒョウは肉食なので、性格も獰猛だと言います。釣り上げた漁師が怪我をしてしまうこともあるとか……。かなり巨大な魚ですから、プロでも扱いには注意しているようです。それほど多くの人に知られていない魚なので、魚料理を食べ尽くしたい方にオススメします。

気になるオヒョウのお味は

オヒョウは、国内では北海道を中心に出回っています。輸入品だと、アメリカやカナダが主流となっています。白身魚で、お肉にはクセがありません。調理法としては、ムニエルやバター焼きに向いています。クセがなくあっさりしすぎているところへ、バターの旨みが入ると丁度良い塩梅になりますよ。

一方、よほど新鮮なものでなければ、お刺身としてはやや魅力を発揮できない部分があります。水揚げされた現地の人でもない限りなかなか難しいかもしれませんが、生食をするならなるべく新鮮なうちに加工したいですね。

“えんがわ”が有名?!

どことなく見た目が巨大なヒラメのようにも見えるオヒョウには、巨大なえんがわがあります。「お寿司屋さんによっては、ヒラメの代用魚として、えんがわが提供されることもある」と言われることもありますが、その真相は謎に包まれています。ちなみに、カラスガレイという魚がえんがわとして使用されているという説もあるようです。カラスガレイのえんがわは、脂が乗っていてコクがあります。

オヒョウを使った料理

さっぱりしたオヒョウを使って料理するなら、コクがプラスされるような調理法にチャレンジしましょう。フライ・ムニエル・バター焼きはもちろん、から揚げにしても美味しくいただけます。他の白身魚と同じように、グリルで調理しても美味しそうですね。アヒージョにしてみてもいいかもしれません。オヒョウを料理する機会があったら、ぜひお試しください。あまり流通していない魚なので、誰もが思い浮かべるような“定番の調理法”がまだ出回っていません。インターネット上であなただけのオリジナルレシピを創作して発表すれば、魚通のたくさんの人に見てもらえるチャンスをゲットできるかもしれませんよ!

今回は、巨大な深海魚のオヒョウをご紹介しました。一般的に言ってあまり知られていない魚ですが、さまざまな魚料理にチャレンジしたい通の方にはオススメしたい魚です。一歩抜きんでた魚マニアになりたい方は、ぜひオヒョウを調理して食べてみてください。