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魚の味が変わる!?知っておきたい料理法による違い

料理法 季節ごとの旬の魚にくわしくても、調理法による違いを把握していなければ魚のおいしさを十分に堪能することはできません。新鮮な魚が食べられる店を知っておくだけでなく、最適な料理法の知識もつけておくといいでしょう。

調理法により引き立つ味の違いを理解すれば、店で頼む時に自分が求めている通りのおいしさを味わえるだけでなく、家庭で作る際にも役立ちます。それぞれの料理がもつ特徴を知りつくし、真の魚料理好きになりましょう。

魚の味を左右する!?和食の基本的な4つの調理法

市場で仕入れたばかりの新鮮な魚なら、どのような料理にしてもおいしいというわけではありません。各料理法で引き出すことの出来る魅力を理解したうえで、自分の好みや他に頼むものに合わせて注文する必要があるでしょう。

魚料理は基本的には「刺身」「煮もの」「焼きもの」「揚げもの」の4つにわけられます。どの調理法が一番おいしいと決まってはいませんが、魚の状態によって適切なものを選ばなければなりません。

もちろん、いい料亭なら料理人が調理法についてよく知っているため、こちらに知識がなくても大丈夫です。しかしあらかじめ知っていれば、より的確に自分が食べたいものを頼めますし、安い店でも最適な品を選ぶことができます。

鮮度が味の分かれ目の「刺身」、味つけがよしあしを決める「煮もの」

では、まずは一切火を通さずに食べる「刺身」ですが、食べ方からもわかる通り、魚本来の味を楽しむものです。生のものを用いるため鮮度や魚の質自体が味を大きく左右するため、新鮮なものほどおいしくなる傾向にあります。

ですから上等な「刺身」を食べたい場合は、仕入れからやっている高級料亭や寿司屋に行くのがもっとも手っ取り早い方法です。逆に、冷凍物を使うことの多いチェーン店で食べると、おいしくないことが多いでしょう。

次は、魚にしみ込んだ煮汁が味を引き立たせる「煮もの」です。特徴としてはやわらかい食感と調味料による味が挙げられます。肉料理のソースのように、味つけで鮮度の悪さをおぎない、冷凍のものでもおいしくすることが可能です。

魚により焼き方が変わる「焼きもの」と二重の旨味が魅力の「揚げもの」

続いてもっともポピュラーな調理法「焼きもの」を紹介しましょう。長所は焼いたことにより生じた香ばしい風味と旨味です。照り焼きやかば焼き、塩焼きなど魚の種類によって適した焼き方がそれぞれあるのも大きな特徴でしょう。

新鮮な魚を使ってもおいしいですが、焼き魚用として売っているものからもわかる通り、本来は少し鮮度の落ちた魚に用いる調理法です。もし鮮度のいいものに火を通したいのなら「焼きもの」よりも「揚げもの」をおすすめします。

「揚げもの」は高温でさっと火を通すため、魚の外側を香ばしく仕上げるだけでなく、内側に素材の味を閉じ込めるのが特徴です。内と外で二重の旨味を作りだすため、新鮮な魚介類を挙げることで最高の味わいを生むことができます。