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実はたいして変わらない!?ウナギとアナゴはなにが違う?

ウナギとアナゴ 税率のアップや漁獲量が安定しないといった影響で、近ごろはウナギの価格が安定していません。一時的に安くなることもあるかもしれませんが、場合によってはまた法外な値段になり、気軽には食べられなくなることもあるでしょう。

ウナギが食べたいけど高くて手が出ない、という時に役立つのがアナゴです。味も食感も比較的似ていますし、形にもたいした差はありません。考えるほど類似点が見つかるウナギとアナゴですが、いったいなにが違うのでしょうか。

値段はまったく違っても、味の違いは大差ない!?

ウナギとアナゴの値段にはかなりの差があり、同じ量のものが1000円近く違うことも珍しくありません。どちらも同じウナギ目であり、外見もかなり近いものがあるのに、なぜ食材になると違うものになるのでしょうか。

生物学的な違いは挙げるとキリがないのですが、食べものとしての違いは含んでいる脂の量だけだそうです。つまりダイエット中であったりヘルシーなものが食べたかったりする時は、アナゴの方が適していると言えます。

言い換えれば、あっさりとした食べものを好む方にとってはアナゴの方が優れた食品ということでしょう。ですから財布事情が原因でウナギには手が出ないという時は、新鮮でおいしいアナゴを食べられる店を見つければいいわけです。

料亭でも食べられる新鮮でおいしいアナゴ料理!

実は現在一時期のウナギ高騰の影響を受けてか、れっきとした料亭でもアナゴ丼などを提供する店も少なくありません。一流の板前さんが調理したアナゴは一見しただけでは、ウナギとほとんど見わけがつかないほど高品質です。

おかげで何度か口にするうちに「ウナ重よりもアナゴ重の方が好き」と思う方もたくさんいます。天ぷらや白焼きとしても絶品ですし、もちろん寿司ネタとしても人気です。さらには弁当で穴子を使ったちらし寿司もあります。

こってりとしたウナギより脂が少ないおかげで、胃にやさしいのも魅力のひとつでしょう。「自分はウナギしか食べない」というポリシーをもっているわけではないのなら、ふだんは新鮮なアナゴで済ますのもありではないでしょうか。

こってりとしたものを食べたい特別な時はウナギにしよう!

アナゴはウナギに負けないほど美味で、調理法によっていくらでもおいしくなるポテンシャルを秘めた食材です。お金がない時にウナ重のようなものが食べたい時や、女性と一緒に魚料理を食べに行く時に重宝するでしょう。

インターネットなどで調べて、評判の高い和食の店で頼めば、新鮮な活きのいいアナゴが食べられるはずです。ただ、時々はやはり脂のたっぷりとのった、肉厚で味の濃いウナギをお腹いっぱい食べたくなる時もあるでしょう。

もし食べたくなった時は、ウナギ料理を専門としている店にいくといいでしょう。長いあいだウナギのみを調理してきた職人のわざと、朝いちで仕入れた鮮魚が合わさって生みだす、すばらしい一品が味わえるはずです。