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冬に食べたいサカナ

冬は多くのサカナが脂を蓄えて美味しくなっている季節です。どれが一番美味しいかを決めるのは難しいのですが、一番高級なサカナなら決まっています。古くから愛されてきた日本一危険なサカナです。

トラフグを食べるのは命がけだった?!

トラフグの旬といえば冬です。最近は養殖のトラフグも出回っていますが、天然魚の旬は冬です。本格的なコース料理を頼むと一人あたり数万円する店もある、超高級魚です。そこまで高価なフグを食べる機会は庶民にはなかなかないと思いますが、一度は食べてみたいものです。
フグというサカナは縄文時代の頃から食べられていたそうです。しかし、フグといえばテトロドトキシンと言われる超猛毒を持っていることでも知られています。昔の人は命がけでフグを食べたのでしょう。
死人が出る度に、どこどこの部位を食べると死ぬらしいということが経験的にわかってきて段々とフグの調理法が確立していった……のかどうかははっかりとわかりません。しかし、現在でも年間に100人以上の人が自分でフグを捌いて食べようとして中毒を起こし病院に運ばれていることを考えると、あながち間違っていないかもしれません。フグを食べたいという欲望は今も昔も変わらないようですね。

築地ナンバーワンのサカナ?

築地の職人達が口を揃えて一番美味しいと言うサカナがあります。それがアカムツです。アカムツは通称ノドグロと言います。ちょっとお高い海鮮居酒屋や寿司屋などに行くと出てくることがあります。アカムツは20cm程度と、あまり大きなサカナではありません。どちらかというと、こぢんまりとした印象があるサカナです。しかし、そのお味はというと……素晴らしいの一言です。
上品な脂が乗った白身のサカナです。脂の旨みだけではなく、白身にもほんのり甘みが入っています。築地のプロたちがサカナの中で一番美味しいと言うだけのことはあります。

寒ブリの脂を味わおう

トラフグは超が付くほどの高級魚ですし、ノドグロも非常にお高いサカナです。そこで庶民の味方となるのがブリです。ブリは体長1メートルを超える大型のサカナで、それなりに数も上がります。それでも天然ものはそこそこのお値段がしますが、養殖のブリも流通しています。
冬のブリといえば強烈なほど脂が乗っているのが特徴です。あまりに脂が乗りすぎていて下品だと言う人がいうくらいです。ですが、大トロのようなとろける脂を味わうのが好きな方にはこれ以上のものはないでしょう。お刺身もいいですが、ブリ大根で頂くのもいいですね!